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炎上事件を考える。

最近、twitterでアルバイトが変なことやって
炎上してるじゃないですか。

あれを見ながら、あれは要は、
自分が悪いことをしているという根本的な概念が欠落してるんだよなぁ
なんて思っていまして。

それは悪ふざけとしては悪いことだと認識していると思うのですが
「社会的に相当NG」という概念はないと思うんですよね。
その行為がどれだけNGか?の認識に、社会一般とのかい離があるのだと思います。

そして「仲間内ではOKだけど世間ではNG」という概念がないから、世間が想像以上に騒いで驚いたりする。

言い換えれば、彼らの世界(高校の仲間内のやんちゃな俺らカコイイっていう世界)では全然OKなことなのに、twitterという触媒を通して、いきなり世間とのかい離に直面させられて混乱する。


そうなると、おそらく本人たちに被害者意識が芽生えてると思うのですね。

「え!?ちょっとふざけただけで、何でこんなに騒いでるの!?
逆に俺が迷惑だよなんなのお前ら。」
っていう。
実際、アイスケースに入った少年はそんなことを炎上後ツイしてましたが、
自分は悪くないって思ってるわけですね。




で、最近いろいろあり、すこし前から
「なぜ人は、どんな状況でも自己を肯定でき、他者に責任があると思えるのか」
というのがとても気になってたのですね。


たとえば、意外だと思いますが、浮気している男性は結構罪悪感がない人が多いです。
ドラマとかで「いけないことだけど」と苦しんでたりするけど、あんなのあんまりなくて、
実際苦しいことだったら、人間苦しさから脱したいと思うのが本能なので、そんな状態長く続かないのです。

じゃあどんな理由だというのが驚くんだけど、「さみしい」とからしいです。
それもまた嫁が冷たいとか最もらしい言い訳が後に続きます。
あくまで自分はかわいそうな立場。

もっと驚くのがJKと援交するおっさん。
「子猫ちゃんにお小遣いをあげて支援するのが趣味」
と思ってるってのをまとめサイトで見てすごい驚きました。
優しい紳士の立場。

過ちを犯したとしても、それが悪いことだと思えればなんのことはない。
問題は、それが過ちだと思っていないことだと思います。
「悪気がないのが一番悪い」ってやつですね。

なんでこんなこと起こるのかなー?と考えたのですが、
ようするに、自己の悪が見えていない(見ない)状態というのは、自分を客観的に把握できないわけで、
70%が良い部分、30%が悪い部分だったとして30%を自分として認めず無視した状態で、残りの70%を自分の100%として物事を考える状態なのではないかなと。

浮気とか円高とかはおそらく個人の自己肯定感により悪の30%を見えないようにしせてるのだと思いますが、
twitter炎上みたいなのをやる層は少し違くて、「高校の仲間内」というコミュニティ自体が、悪の30%を善として肯定してるのでは?と思います。
構成員全員が悪の30%が別にそれは悪いことでない、といえば、そう思えてきますよね。
それでおかしいと思う人はドロップアウトするから、結局それをおかしいと思わない人だけが集まることになる。
それが彼らのスタンダードであれば、自然と自分たちの行動は全てOKという状態になってゆくのではなかろうかと。


いずれにせよ、自己を客観的に見る(自分を省みる)力が損なわれて、物事の核心が悪の30%にあるのにそれを無視したり、
社会的にはどうか?という世間一般論という視点がなくなった状態で物事を判断した結果が、
この「悪気がない」の正体ではないかなと思います。



私は猛烈にネガティブなので、日頃ポジティブ思考をかき集めて生きてるのですが、
この客観性を保つというのは、なかなか難しいと思います。
haveはできそうだけどhavingがとくに難しい。



でも、本当の自己肯定というのは、そういうものなのでしょうね。
悪いところも自分と思えて、それも自然と思えて真の自己肯定。


このアビリティは年取ってくほど重要なスキルな気がしますね。

お年寄りってほんとどうしょもない人と仏か!って人に極端に別れるけど、それもこういうことの積み重ねなのかもね。




なんかもう完全に増田でどうぞ、みたいな話ですが。
これにて。
広瀬ヒロ
Posted by広瀬ヒロ

Comments 2

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沢  

こんにちは。

広瀬さんのお話って、ほんと深いですね。
今回の記事も考えさせられます。
ツイッターがバカッターになってしまう現状を思うと、SNSやネットの情報サービスもやはり使い方が大事だな、と思うこの頃です。

> twitter炎上みたいなのをやる層は少し違くて、「高校の仲間内」というコミュニティ自体が、悪の30%を善として肯定してるのでは?と思います。

なるほど確かに…!!
コミュニティの力って怖いですね。
そこで「駄目だよ!」と言い出す人はきっと、仲間として認識されなくなっちゃうんでしょうね。そういう人こそコミュニティにとって必要だと思うんですけど。

自分の悪い部分をちゃんと見つめ直すことって、大人でも難しいことだと思うのです。
誰だって、自分は正しくありたいと思ってるでしょうから。
何が悪で何が善なのかも、しょせん人間が決めることですしね…。
そこで物差しになるのが、やっぱり社会とか他人の視点とか、あるいは自分の良心なのかもしれません。
私から見たら、広瀬さんは自分を客観視できてる方に思えます。
そもそも、悪いところも受け止めようとするその姿勢が大事だと思いますし。

社会人になると、自分と向き合うことも忘れがちになってしまいますが
世間のニュースやらネットの事件を通して、
自分の感情と向き合うことも大事なのかもなぁと、広瀬さんのお話を聞いて思いました。

2013/08/17 (Sat) 20:55

広瀬  

Re: こんにちは。

> 沢さん

本当何カ月もたってから返事書いて本当に申し訳ないです。
しかも私のはきすてというか思考整理にそんなに真剣に考えて頂いて恐縮やらなんやら。
でも自分の感情と向き合うことは大事だと思います!
でも向きあいすぎるのも毒で、難しいところだなと最近思います!

2013/10/10 (Thu) 18:30

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