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広瀬の帰還。


最近、二次創作をするようになったという話をしたが、
仕事が暇すぎて数週間、会社で二次創作の原稿をこそこそ書いていて思ったのである。


「そろそろ仕事したいなぁ~」


そう、オタク生活に飽きたのである。
飽きたというかやり切ったんだと思う。成仏した。
ゼロの執行人に落ちてからはや10ヶ月。
それは本当に突然やってきた。

相変わらず降谷零は最高に好きだけど、
彼はそもそも生活への侵食具合もかなりやばい。

まず月に2~4万円ペースで投資が必要なので、
食費を削るとか普通にあるし、
先月など家計費の45%が安室透関連費だった。
私は去年の春新居に越してるのだが、未だに家具もほとんど買えてない。
家具の予算を全部執行人につっこんでしまったせいで、一年経っても素敵な新居で古びたラグとちゃぶ台生活。

土日にほとんど家にいないので家が荒れるし、好きなご飯も作れないし、何より体力的にもかなりハード。

この落ち着いた生活が出来ないと言うのは、結構前からストレスだったのだが、今までは脳内麻薬で過ごしてきたので気にもしなかった。

ただ、ようやく色々落ち着いてきて、「きちんとした生活をしたい」と「降谷零が好きすぎる」が、ようやく拮抗状態になって来たのだと思う。


あとひとつ。大きいのが。
オタク関連で知り合った人達がそこそこ増えてきてるのだが、付き合いが長くなってくると

「世の中、いい歳してこんな人間いるのか」

という点が見えてくる。
自分が気に食わないと突然黙ったり、グループにいる人の悪口を散々言ったり。
特にこの「身内の悪口を人に言いまくるが、絶対その身内の前では仲がいい振りをする」というの、実際見てみて考えさせられるところがあった。

そんなに嫌ならどっかに行けば?と思うのにそれは絶対にしないのである。
孤独を恐れているのだろうか?
だとしたら、仲良くすればいいのにそれはしない。
で、関係の無い他人を悪口のゴミ箱として使い、ヘドロを撒き散らす。
また、自分がやった過失は許して欲しいが人のやった過失は絶対許さないという人もいる。

ここで面白い発見があったのだが、実は今までこういう自分の感情を他人の責任だと思ってしまう人たちを見て「性格が悪い」のだと思っていた。
ただ、人間、何かのおりに自分の行動をはたと振り返り「性格が悪い」と気づくのは避けられない。
そうすると「性格が悪い自分を騙しながら生きている」はずなのだが観察しててもそんな病んだ様子はない。
そのためそういう人達を「悪に対して自覚がない=サイコパスなのかな?」と思っていた。

しかし、実際は違ったのである。
色々観察したり調べてると
「自分が人に言う罵詈雑言は、ただの世間話(これは逆の立場だったら悪口だよな、と気づく力がない)」
「自分がやった事や発言したことを全て忘れている」
可能性が高いことがわかった。
つまり、バカなのである。

そしてそういうのを見るうち
「そうか、バカと付き合ってはダメなんだ」
と目が覚めた。

バカの近くにいると、バカによって感情が乱されるのだが、この時間が人生で本当に無駄なのである。
どうせ死ぬのに、こんな無駄な時間の使い方、ない。


しかしバカ本人としたら「自分は善良な人間」なので、「私こんなに頑張って優しいのに周りの人が優しくしてくれない」となり、さらなる不満を抱える。

ここでバカが排斥されるグループはまだいい方で時に
「バカは嫌だがバカに抗う力がないから、折り合いをつけてバカと表面で仲良くする」
「隣の人がバカの被害被ってても、自分は無事だから関係ない」
という人がいた場合バカは排斥されない。
バカのまわりに無関心の人間や力のない人間がいると、自浄作用が働かないのである。

これがよくある女同士のグループの揉め事の実態ではないだろうか?
と大変興味深く思った。

よく女は陰湿だというが、陰湿なのではない。
バカに立ち向かう力や、俯瞰的に見る力がない者の「自分が攻撃されないならよし」という感覚がバカをのさばらせる=結果的に陰湿な状態を産んでしまうのだ。
これは、男性でも同じだろう。
またクラス全体が知っているイジメの構造、いい人はどんどん辞めてクズばかり残る会社の理論とも近い。



仕事で知り合ってきた人間や長い友達というのは、ある程度好きで仕事をしてきたため、自分の行動に責任をもっていて、ある程度知性がある人(ここが大事、学力ではない)が多いので、そこまでヤバいやつというのは見ない。

でも、そういう閉じられた世界で守られてきたのに、この一年、オタクをやったためそこそこの人数の人間と触れ合ったせいで、いらんものまで見てしまったのだ。
(ちなみに今の職場もこういうタイプのバカは多いので、私がバカに出会ったというより、世の中こういうタイプの人の方が多い、という方が正しいような気がする)


考えもしなかったが、知性がないと、自分の行動や感情に自分で責任を持てないし、自省もできないのだろう。


バカと付き合ってはいかん、というと見下してるようだが実際そうではない。

世の中、どうせわかりあえないんだから、セグメンテーション(区分け、棲み分け)は大事だ、ということだと思う。
これは差別であるが、ある種の優しさだ。

だって、知性がない人に「そんなに人の文句撒き散らさないと生きてけないなら一人で生きろよ、自分の行動に責任もてよ」なんて言っても理解できない。
なのにそれを言うのは残酷だからね。

そして、自分に責任が持てない人がこの世界は大半なので、つまり友達なんてそんなに増やせない。
少ない状態の方がむしろ正しい。
きっと私もどこか別のセグメントからは「バカ」と思われている。それでいいのである。



それにしても、この一年、私は全く仕事をしていない。仕事してないからこんなに遊べてたんだけど。
長いバカンスも終わりである。
そろそろ自分の家に戻るか、と言った感じだ。



そういえば余談なんだが。

私は、たぶん人より観察したり洞察したりする方で、ここに書いた通り、人の発言の矛盾や裏に気づいたり、また都内の知らない場所の写真を見せられて10km圏内まで特定できたりもする。

一般人からも「探偵になれば?」と言われるのだが、洞察力が高いと、人間の裏や浅ましさに気づき続けるので、本当に病むのだ。

こうして考えると、探偵業もこなす公安警察の降谷零さんは本当にすごいと思う。
メンタルが強すぎる。
さすが私の推しだ。




#全く別件なんですが、コメント欄にあるkyさんという方のコメントがめちゃくちゃ心にくるので、みなさんぜひご参照ください。
お返事はまた返します…

コメント

No title

初めまして。1か月前から、ブログを読ませて頂いている蜜と申します。

このブログにある通り、私も同じような考えを持っていました。
だから、他人の欠点は目をつぶり続けて、限界が来たら距離を置くという方法を続けていました。それが正解で優しさだと思ってたんですけど、最近それは全然優しさいわけじゃないんだな、と思いなおしました。というのも、誰しも欠点と長所とどちらでもない部分が混ざり待った人間であり、そうである限り、広瀬さんの考えだと遅かれ早かれ決別する未来しかないからです。そして、決別する未来しかないのに、それに折り合いを付けようとしないのは優しさではなく単なる諦めだと思いました。分かり合えない部分を「相手は分かり合える人間である」と認識して、話し合い折り合いをつけながら生きないと、他人との深い関係は築けないなと最近向き合ってくれる人と一緒にいておもいました。

また、広瀬さんのいう「馬鹿な人達」は認識できてない人と、認識は出来ているけど、プライドが高く認められずそれがだんだんこじれて直し用がなくなってしまった。という人もいると思います。私がそうでした。後者も前者と一緒に馬鹿と切り捨ててないで、向き合うことをしないと自分も馬鹿であることに築けなくなるとおもいました。

私の勝手な拙い幼稚な意見で文章力ですが、こういうこともあるんだなと思って貰えたら嬉しいです。

コメント

Re: No title


人間はそれぞれ違います。
できる人もいれば、できない人もいます。
なぜならその人の性質(生まれ持った遺伝上の気質や環境起因の性格)、また置かれている状況は全て違うからです。

バカ本人が「みんなと仲良くすること」が難しい性質を持っているのに、「みんなと仲良くすることはいいことだ」と無理した結果、書いたようなバカの害悪を撒き散らしていることは、見逃せない点です。

つまり、性質に抗って「みんな仲良くしよう」と無理をしたとしても、上手くいくどころか、それ相応の別の無理が降りかかるだけ、ということです。
それを考慮されていますか?

自分が正しいと思うことを人に善意で押付ける時、「相手の事情や見えているものを本当に考慮できているのか?」はよく考えなくては行けない部分です。
そんなの無理ですよね?
だからこそ、ひとは「求めてもいないのに勝手にアドバイスする人ってなんなのだろう…?」と不満を抱くし、簡単に人にアドバイスしない、というのが一般論になっているのでしょう。
人は分かり合える、という心がけは大事ですが、そのあなたの心がけによって今、受け手側に「あぁ…そうですか…はぃ…」という本意とは逆の微妙な感情が生まれていることを、私はとても面白く感じます。



蜜さんのコメントを見て、大学生の頃、大学の飼い猫に「二足歩行を覚えさせよう、きっと猫も二足歩行が出来たら便利なはず」と思い、見つける度に捕まえて前足を持って歩かせる訓練をしていたら、卒業する頃には猫が私の顔を見ただけで逃げるようになったほっこりエピソードを思い出しました。
懐かしくなりました。
ありがとうございます。

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