11282023 大往生 とても不幸なことが起きた時。人は、「なんて不幸なことが起きたんだ」って嘆きますよね。なんてアンラッキーで、嫌なことになってしまったんだと。飛んだハズレくじをひいてしまったと。けれど、誰も「ほかのクジの中身」は知りません。他のくじを知らないのに、いつも私たちは、自分のくじを嘆いてる。不思議な生き物です。例えば、交通事故で骨折したとしましょう。車が飛び出してきて、咄嗟に受身を取ったけど、骨折全治三ヶ月... 0 05082023 社会ってそういうものよ 詳細は避けるが、最近、一家離散リーチになった。最後の日記から、なにがどうなって?!と思うだろうが、風が吹いただけで桶屋が儲かるのがこの世の中なのだ。別に不思議でもない。とはいっても、 さすがの私もこの一家離散リーチには相当に参った。また、センシティブな内容だったので、決断を誤ると取り返しのつかないことになるため、事前に今後の対応方法を何人かに相談した。その相談相手を紹介しよう。イカれたメンバーを紹... 4 07162022 人生の深淵 肉親、配偶者の不幸は、 生きている中で経験する不幸、ストレスの中でも最大のものらしい。私はその1歩手前まで味わい、その人生の深淵を垣間見た。深淵の入口を覗きこんだだけでも、この一線を超えたら精神が崩壊するという、自分の力では越えられないとはっきりと感じる恐怖を見た。人生のことを勘違いしていた。私はずっと、遠浅、穏やかな海の中で、それを世界の全てだと思って生きていたのだ。ちゃぷちゃぷ海に漬かり、海は大... 9 07092022 いのち 今日の午後、会社で昼を食べながら、元首相が銃撃されたニュースを、ネットで見ていた。テロは許されない。民主主義は暴力に屈してはならない。そんな言葉がSNSの濁流に流れるのを見ながら、しかし、見方を変えれば、無敵の人は、民主主義という暴力が産んだ産物ではなかろうか。そんなことを考えていた。心肺停止というのは、実質的に死亡しているが、医師が死亡判断をしていない状態を指す場合もあるらしい。私は元首相が何時間... 0 07012022 自分を攻撃してはならない。 ここ数年、恐ろしいほど易怒性が高まり続け、一時期は、ブチ切れに効く漢方薬なしには、仕事ができないほどにまでなっていた。最近、アンガーマネジメントやらメンタルトレーニングやらが全盛だが、私もそのブームに乗っているのだろうか。怒ったところで、何か解決する訳では無い。気分も最悪になるし、むしろいいことなど何一つない。そんなことは百億万も承知だが、それでも怒り狂ってる人は、私以外にも世の中にごまんといる。... 1 06012022 バカデカニトリと山賊が住む街。 この話をすると居住区がバレるのだが、住んでる地域がバレたところでどうということも無いので話を進める。最近、私の住む街にニトリができた。それもただのニトリではない。ネットスラング風に言えば「超絶バカデカニトリ」。とにかくデカい。どれ位デカいかと言うと、ニトリの看板と店舗が大きすぎるせいで、かなり遠くから見ても近くにあるような目の錯覚が起きる。あまりの大きさに、近隣の建物とのパースが狂っているのだ。何... 0 05152022 それでも自殺は悪なのか。 例えば、ある日、あなたが生まれ変わったとする。生まれ変わった先は、ゴミ虫の世界だ。ただし、あなたはゴミ虫ではない。人間である。でもこの世界には、自分とゴミ虫しかいない。当然あなたは、ゴミ虫達とともに生きることになる。ゴミ虫は無教養である。良心もなければ、倫理も哲学もない。教養とは、養老孟司の言葉を借りれば、人の心がわかることであるので、無教養は人の心が分からないこと、である。けれど、あなたは、人間... 0 05012022 神様が勝手に決めた才能を探す旅。 最近、仕事をしながらできる、モノを作る活動をなにかしたいなぁ、と考えていた。何故かと言うと、仕事ではモノを作ろうにも、関係者が多い案件が振られることが多くなり、自分のいいと思う企画が進まない、モノを作るスピードが極端に遅いといった場面が増え、モノを作る楽しさよりも、精神的苦痛を感じることのほうが増えてきたからだ。なので、なにか別の所で「モノを作る」活動をしよう。と思いたって、(この間には色々経緯が... 0 04012022 屍の上にはためく成功の御旗を求めて 私がいま会社勤めをしている理由はひとつだけだ。企業での事業の成功を見たい。本当にそれだけ。自分一人でやれる事業の成功は、もう既に知っている。何をどうして、どうなれば、事業は成功するのか。どれほどのお金を手にできるのか。そして、たかが一人の成功で出せる、事業規模の限界、売上の限界も分かってしまって、それで途端に飽きてしまった。だからこそ、この目でまだ見ていない、ネームバリューのある会社の看板の元、多... 0 03152022 認知の歪みによって得られる幸福。 自分の会社は、仕事が出来なかったり、癖が強い人材がいてもせいぜい「まぁあの人はね…いい所もあるんだけどね」くらいの発言に留め、人をはっきり悪く言わない社風がある。そのなかで、平社員、管理職、あらゆる人間からはっきり「あの人、頭悪いよね」と言われている人材がいる。そもそも管理職は職務上、部下にほかの社員の悪口を言ってはいけないのだが、複数の上役が、さまざまな部下にそうこぼしているようなので、相当珍し... 0