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honjitu no hirose

広瀬ヒロ

虚空に向かい思考を吐露して17年。 伴侶は孤独、幼なじみは希死念慮、命を支える偉大な信仰、降谷零。 自己葛藤から抜け出せない永遠のモラトリアム中年。引き続き、七転八倒をお楽しみください。

上野、美術館三本勝負

というわけで、震災で押さえてたのかなんなのか、今年の美術館はすごいです。
ほんとにアタリ年で、なんと生まれてはじめて
一日美術館三件はしごしました。
来月も上旬で2件いかないといけない。いそがしすぎ。



まず由一。

これは最終日だったので案の定ひどいことになってました。
やっぱり有名展覧会は有休使うに限るね。

びっくりしたのが、どの画集とも色も奥行きも重さもなにもかも違うところでして。
おそろしあ。


これ見に行ったんだけど。
あと生の絵だけに、不思議な清らかな空気感があるのも驚いた。


構図神ですなぁ。こういうずばっとしたのが好きです。
この人の桜は儚さよりも、もったりしててあたたかみのある感じで秀逸。


これが一番よかった。
画集の色彩と(当然この画像とも)全然違うのよ。
違う上に、印刷するとこの絵が持ってる魅力が全部消しとん出るのがすごい。
ああ。由一?鮭の人ねとか思っててホントすみませんでしたって感じ。


そんで次ベルリン。
もう由一は人大杉で見るの大変で心が折れたから箸休め。



上の画像でもわかるとおり、よく教科書に載ってるルターが来てました。
はじめてみたはずなのに、懐かしささえ感じる。

ちなみに今回のお目当てはレンブラントのこれ。



なんだけど、これの次に目玉展示のフェルメールがあったせいでフェルメール見物待ちの列がこの絵の前にまで伸びてしまい、
さらにこのレンブラントの前の絵も目玉展示だったせいで人が溜まっちゃって
館内がらからなのにこの絵の前だけぐちゃぐちゃになってカオスだった。

こういう混乱展示を何回も繰り返してるのにやめない西洋美。マジチキ。

もしかしてそういうドエスプレイなんでししょうか。



さてそんな話しはさておき。
この左の人に台詞を考えるのを学生の頃やったわ。
思い出がよみがえった。



あとこれも見れてよかった。
名作です。想像以上にでっかくて驚いた。

あとは企画展入ると常設展タダなので、展示替えがあった場所だけ適当に見て回る。



毎回これはみちゃう。
22歳ですよ。これ描いたとき。


さてやっと最後。


これは前を通るまでやってるの知らなかったんだけど
ある理由があったので脊髄反射で入った。

バラ展だったためタイトル一覧が恐ろしいことに。


山崎はるのロサ祭。

ちなみに私自慢じゃありませんが知ってるロサといえば池袋の廃墟チックなボーリング場ロサボウルと

ロサ・キネンシスしかしりません。

なのでもう、絵を見ながら
ロサ・メガンテ、ロサ・バシルーラ、
ロサ・ラナルータあたりは結構違和感なくいけるな。

などと思いながら見ていたわけですが、
お客さんは当然婦人層が多くオホホウフフといった様子で、
展示室のホールではドレスを着たソプラノ歌手が登場してアリアを歌い出すという、
なんともロココ~ンな雰囲気。

まぁ嫌いじゃないんですけど。


そしてメインイベント。
手に汗握るメインイベント。

複製原画購入

リピートアフターミー。

複製原画購入

ドヤァァァ


絵画2枚飾るうち一枚はルデューテがいいと思ってたので、勢いで買いました。
ほんとは小さいのにする予定だったけど、
ボーナスを思いだし結構いいやつを買ってしまった。

ウェッヒッヒッヒッヒッ!



買ったのこれ。
来月の中頃届く予定です。

いやー。
ほんと働いててよかった。
労働って素晴らしい。


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