プロパガンダ。
プロパガンダとはなんぞやという話ですが。

女装とニューハーフをプロパガンダするイベントだそうです。
前にデパートメントHにいった話をしましたけど、
そこからスピンオフしたようなイベントで、
女装と男の娘に特化した交流イベントが月に一回新宿で行われています。
前から気になってたけど、これ系のイベントは道先案内人がいないとさすがに飛び込めないのでしばらく忘れていたら、
なんと知り合いのオカマが誘ってくれました。
持つべきものはオカマの友達。
デパッチはショーとしての性質が強くてそのぶん料金も高いけど、プロパは女装する場所を提供することに重きがおかれているらしく、イベントの中身もそんなにないです。
なんたってオールナイトなのに

主な催し物はこのふたつだけw
中盤にあった腕相撲大会。

真ん中の赤い水着の女の子が主催さんだそうで。
物凄い良いケツしてます。
なんとこのホールを買い取ってレンタルスペースとして貸し出してるらしいです。
実業家。
催し物以外の時間はdjタイムなので踊ってる人がいたり、
あとメイク、ヘアメイク、写真スタジオブースがあったりして、各々が女装を楽しむイベントって感じですね。
お客さんも、ニューハーフナンパ目当ての男性(監視員のような鋭い視線で獲物を狙ってて面白い) や、
私のようなひやかしの女性がいたりするものの
基本は男の娘ちゃんたち同士でキャッキャウフフしてる感じでまったり。
写真に写ってる人って全員元男性なんだけど、
イベントいって感じたのが最近の若いニューハーフの子(男の娘に当たる人たち)は、
ほんとに女の子より女の子みたいですごいかわいいのです。
肌も女性より全然きれいだし、皆脱毛したのかってくらい毛穴もない。
最近の子は元がきれいだからなんだなーと思っていたらそうではないそうで。
最近は体が男性化する前からホルモン注射をすることで、
二次成長の体や骨格の変化を女性的成長にシフトさせることができるのだそう。
そうすると、当然、世間で考えるような男性化したあと女性になった人よりもより女性らしくみえる=最近の男の娘はかわいいという話になるらしい。
なんと早いうちから注射をするので胸も豊胸じゃなくて天然なんだって。みんなBくらいあったけど。
じゃあどうして今の30代のニューハーフはそれをしなかったのかというと、
世間の理解がなかったのが大きいとのこと。
そういう世間の認知はやっぱりテレビによるものが大きくて、
ニューハーフタレントは世間から冷たいことを言われたり、ピエロとして扱われたりしていることもあるけど、
その功績は偉大なんだなぁとイベントを眺めながら感心しました。
功績と言えばもうひとつ。
djタイムって序盤はクラブ系のオールジャンルなのになぜか明け方にアニソンばっかりになりまして。恒例らしいけど。
当然私のテンションもMAX。
しかし、ハルヒとワンピースとマクロスでみんな盛り上がるのに、
ウテナとガオガイガー、秋葉原電脳組がわからないらしく冷めきる。
30前後のお客さんもいっぱいいるのにどういうこと?!と動揺。
動揺しつつも一人でデバィーディーングドライバー!!
って叫んどきましたけど。振り付けつきで。
要は、いまって相当ライトなアニメファンが増えてるんだなと。
そういう人は私らのような根っからのオタクとは違うので当然昔のアニソンはわからないし、
最近のアニメについてもノリでのっかるといった、やっぱり私たちとは違う感覚でアニメにしたしんでるよう。
(星間飛行で大盛り上がりでギラギラサマーで盛り下がるってちゃんと見てないだろw)
しかし、数年前まではアニソンがかかる=コスプレダンパだったんだから、こんな一般のイベントでアニソンがかかることが許容されてるってすごいことです。
そして、それを支えているのは、彼らファッションとしてオタクを自称する人たちなわけで。
彼らのおかげで今のアニクラブームは成り立ってると改めて痛感しました。
カマ友にはオタクだといってなかったのでアニソン熱唱ぶりに驚かれ、
「広瀬さんて腐女子だったんだね!」
っていわれたから
「オタであって腐女子じゃありません!」
て強く否定してオタと腐女子の説明をしておきました。
そしたらカマ友に
「私もオカマだっていうと男の人が好きって勘違いされるけどそれと一緒だね!気持ちわかるわ!」
と返されました。
分野は違えどマイノリティ同士w
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