彼氏をゲットするサミット2013
主題は、【どうやって彼氏をゲットするか】
彼氏いない歴29年(女優の杏にそっくりのバンギャ)の友達にどうやって彼氏を作るかという会議です。
参加者6人いたのですが、そのすべての英知を結集し真面目にやったので記録として残しておきます。
是非同性だけで集まった時にはやってみてください。
実があるしかなり盛り上がって面白いです。
【1】理想の人はどんな人なのか
まず、目標を共有すべく、どんな彼氏がほしいかを考えることにしました。
彼氏いない歴29年だけでやっても楽しくないので、皆でやることに。
これは私の前のブログでも書きましたが、私はこんな感じです。
上から大事な順ですね。
仕事に真剣に取り組んでいる。バリバリできる。
インテリ、仕事できますオーラが漂っている。
年収は同等以上。
身長が自分より高い。
頭の回転が速い、物事に対する理解力がある。
向上心があり努力家。
周りに気配りができる。
家族、特に親を大事にしている。
美味しい食べ物好き。
人の心の機微を理解できる。
苦労人である。
決断力がある。
モタモタしない。
同い年か年上。
一人でも大体何でもできる。
オタク的な趣味を許容できる。
この時、皆のを見ていて感じたハマる落とし穴があって、
・○○でないというものは連発させない
例えばAでないという場合はBとCが残るため、Bが良いというより希望条件がぼんやりしてしまい
そういうものがいくつもあると希望を出しているようで全く絞れていない状態になります。
・事例を絞り込み過ぎないで、それを構成する要素を考える
たとえば○○で結婚式を挙げてくれるはNG、自分のかなえたいことに理解を示してくれるという方が良い。
・どの程度求めるのか
自分と同じくらいで良いのか、自分より上か、
趣味を一緒にやってほしいのか、話したいのか、黙認で良いのかは結構違います。
・自分の現状を考慮しない
私はブスだからイケメンを希望するのは間違いというような考えはこの時点では捨てる。理解のない抑圧はのちの不満につながるため
あたりは要注意と思いました。
興味深いのは、もてる人ほど条件をすらすら具体的にたくさん書きだすことができること。
また上記の落とし穴にもひっかかりません。
あと、過去に既にこれをやっている人は、それに等しい人と出会っています。
これは
・目標を明確にイメージする
(スポーツ選手が試合前に勝つイメージをする的なものと同じ)
・目標が明確化することで、該当の条件を満たす人が現れた時に行動に移しやすい
(こんな服がほしいなと思っていて理想どうりのものがあったらすぐ買いますよね。
逆にそういうイメージがないと店であれこれ見て何が重要かボケたり迷うロスがあります)
というのが影響していると思いますけど、結構すごい事実と思います。
経験がある分バックボーンが大きいのだからリストも作りやすいのは当然という見方もできますが、自分が必要とするものをきちんと理解しているというのは大事ですね。
書いたあと、みんなで見回したら、ほんと個性が出ててよかったです。
ファザコンじゃん…ていうのから、誠実好青年嗜好、完全自分優位の超お姫様タイプなど。
私の条件は「馬鹿な女はキライとかいいそう」「絶対嫌」とひどい評価でした。
世の中いろいろなモノサシがありますねw
面白かったのは、リストの8割以上を私が満たしていて、完全に理想=私じゃん!ていう子がいましたね。
本人も、言われてみればそうだ!って言ってました。
私が男だったらこの子と…ゴクリ
【2】理想の人と現実の自分を見比べ、検証
理想に対して現実との妥当性を計ります。
(1)妥協のライン
【1】の条件をを満たさないなら結婚できなくても良いか?というところ。
もし困るのであれば、絶対条件と尚可条件で振り分け。
(2)現状と目標の距離
自分ができないことを理想に求めていると現状と目標の距離が離れすぎるはずなので、
理想の削り込みを行い、現実に即した目標にする。
もしくは、理想を叶えるために現実の自分に足りない要素を考える。
(3)矛盾の確認、市場の大きさ
相反する性格が書いてないか、またそれらを満たす人は存在しそうか
(4)それらを満たす人はどこにいそうか?
彼氏いない歴29年の理想の人を見たところどこにでもいそうだけれど、
30歳前後の市場にはいるがもう数年したら全部結婚してしまうだろうと思われる人だったので、
場所よりもとにかく早く行動することが大事ということに。
【3】行動
こんな感じで条件設定をしたところ、実は彼氏いない歴29年の理想リストに該当し、彼女が良いと思ってる人がいたんですね。
私たちも知っていて理想リストにもバッチリ当てはまっているので、いけそうなら何としても引き寄せたいところ。
しかし話を聞いてみたら、2人での食事に誘ったら、合コンになってしまった。別の人も二人で会おうとしたら合コンになっちゃったし、私にはもう無理。という。
え…?そんなことって現実におきえないだろ…
女性から誘ってメシトモとしてもなしってどういう状況?
と色々混乱し、メールの書き方がおかしいんじゃないの?という話に。
しかし送ったメールが出てこなかったので、
「じゃあどんなメール送ったか思い出してもう一回作ってよ。
一人だけ見せるのもいやだろうから、全員で自分が男性を誘う時のメールを考えてみよう。
で、最優秀賞を決めて、そのメール送って誘おう」
という謎の流れに。
これがめちゃくちゃ面白かったです。
面白かったけど、彼氏いない歴29年の脱却がかかった大きなプロジェクトなので、本気です。
全員無言で黙々と真剣にメール制作。
その後、品評会。
全員に対して自分が作ったメールを送信。
この携帯を見せ合うのではなく送るのが大事です。
いろんな女の子から突然デートの誘いメールがたくさん来て自分が凄いもててるような感じを味わえます。
内容も普通そんなもの見せあわないから新鮮だし、本当個性が出るんですよね。
品がいいとか、のりがいい、無邪気系、気楽系とか。
こんな方法もあるんだなと勉強になります。
そして恋愛経験の差が如実にでますね。
経験があるほど自分の女性としての価値を理解しているのでしょうね。
彼氏いない歴29年はやっぱりメールがネックだなという話で、他の子のメールを例に添削。
なんかね、自分が男だったら社交事例なのかデートしたいのか合コンまたしたいのかが判別つかないメールでした。
あまりに盛り上がりすぎて面白かったので、もう1回別パターンで制作したら、
彼氏いない歴29年のメールが満場一致で最優秀賞だったので(凄い成長性w)、もう傷つきたくない根性でしぶる彼女を相当に説得して、本当に相手に送信。
説得のさなか、
私:そもそも努力しないで結果を得ようというのが間違っている。現状というのは、川を流れるササの葉をつかむという目標なのに、腕組みしているじゃないか。本当にササを得る気があれば、いつでも水に手を入れられる態勢になるはずだし、そうしなくてはササはつかめないよ。
友:そうだよ!!私なんて自分が持てないことを理解しているからね!!常に川に入ってザルで川をせき止めているんだよ!!ササは逃せないんだよ!!
と友達が行っていたのが笑えました。
その子は、1回目のメール品評会で最優秀賞をとっていて、さすがだなと思いましたね。
いやーしかしまともな大学生活を送っていたらBBAになってこんなことまでしなくてよかったのにね。
彼女が送った150文字くらいのメールに、実は裏にこんな熱いドラマがあるって知ったら男性どう思うだろうかなぁw
でもさ、結果はどうでもいいと思うんですよ。
こうやって自分を乗り越えていったり、努力することでうまれる輝きが、何よりも大事だと思うのですよね。
その輝きの果てにえられるものが、彼氏ができるというだけであって、これは単に彼氏だけを求めるよりより多くのものを手に入れらると思うのです。
具体的に言うと、輝いている女性を見抜く力というのは、輝いている男性にしかありません。
逆に自分が輝いていないと、相手の尊さに気付かない場合もある。
だから、今回頑張った分だけ、今回結果を得るよりも将来の方が良い結果を得られることもあるよと伝えました。 ← この世で最もおそろしいこと。 婚活パーティシャンクレールの口コミレポート 後編 →