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広瀬ヒロ

虚空に向かい思考を吐露して17年。 伴侶は孤独、幼なじみは希死念慮、命を支える偉大な信仰、降谷零。 自己葛藤から抜け出せない永遠のモラトリアム中年。引き続き、七転八倒をお楽しみください。

結婚できない人々。その真実。


以前書いたこの記事。


主導権と優しさを間違える



コメントでこんなのを頂きました。

オタク男性には最初のボディタッチが最大の難所のような気が



いわれてみればしかり。


で、これって人の話を遮らないとかと同じ、コミュニケーションの作法の問題なので、
ボディタッチのテクニックでも解明すればいい、ということになります。
これは比較的簡単です。

じゃあ書くか、と思い、
コメントを読みながら、
ふとある問題に気づきました。


...


テクニックはわかってる。

でも自分が男だったらやるかな?
いや、おそらくやらない。


何でか。


「そもそも、そのテクニックを習得する気になるほどの女がいない」



これ。


私は若い頃から
「まぁ30近くなれば焦って結婚するでしょ」
と思ってたのですが、
いざ30になっても全く結婚したいって気にならないw

こう、
「よし、この人と付き合おう」
と思える人がいない。
いってしまうと
「う~ん、上手くいくかわからないけど...どうかな~頑張れるかな~」
位もない。



そしていま私が焦っていることといえば、
「想像以上に結婚に焦らない自分に焦る」
という状況。

そっちかよ!と突っ込まずにいられません。



そんな中、
以前婚活で知り合った男性の友人とご飯食べに行き、
この

「よし、と思えるほどの相手がいない」


という話をしたところ、かなり盛り上がりました。


ちなみに私は当日めちゃくちゃフラストレーションが溜まっており、
一方的な聞き手の気持ちを考えない話術+マシンガントークで
相手をコミュニケーションのサンドバッグにするという大変失礼なことをしたんですね。


しかし、そのひどいトークにも耐え、帰りもまめにフォロー。
紳士~。アテンドし慣れてる~。


そんなエリート様。

本気だせば結婚できない訳が無い。
ていうかアプローチもらいまくり。

でも、

「よし、と思えるほどの相手がいない」


に同意しちゃう。


高望みでもなんでもないんです。
ただ、どんなにいい人でも気持ちがついてこない。
テクニックを学ぶほどでもないし、使うほどでもない。


じゃあ、我々みたいなのはいつ「よし、ここは決めるぞ」と思うのよ?!
と言う話になります。



その答えが出ない。
でたら私結婚してますからね。




実は、いままでで3~4組の婚活パーティー→成婚or婚約話を聞いたのですが、決めては
「あって一瞬でこの人かなと思った。ピンときた」
ばかりなんですよね。




ただ、オタクとはいえいい年ですから酸いも甘いも体験してますし、
誰も彼もニュータイプ婚するとは思えないんですよね。

しかもオタクなんて腰が重いんだから、
そんな即決できる訳が無い。




じゃあどうするかというと、
カプった後も友達として輪を広げてゆく中から様子を見つつ相手を探すという方法も併用したほうが、
効果的なのではと感じています。

面接してダメならリリースの0or100じゃなくてさ。
なにかの縁なんだし。

そもそもこの、オールオアナッシングの思想自体が重たいよね。
上手くいかないかもという不安があったら、手を出さないのは自然な心理かと思います。

なぜかといえば、パーティなんて相談所と違って身元担保取れてないんですし。

尚更あってその場で素性も知らぬ人を判定するわけですから、
その一瞬のニュータイプだけに賭けるのは不毛だし、即決はしにくいのも当たり前。


また、女性は男性と違い、そもそも好きになるまでに時間がかかる傾向があります。

これは男性が出せば終わりであるため見た目と年齢で相手を選べる反面、女性は妊娠後20年は安全な環境でないと人生に与える打撃がでかいために、
「安全な雄か?」を慎重に見極める必要があるためです。

つまり真面目に選ぼうとするほど、即決はしにくいし、
触れ合ううちに「安全な雄だ」と認識する可能性も多分にあるわけですね。

だから、そういう機会を切っている今ってもったいないんじゃないの?
ってそう思います。

あと、紹介のメリットとして、
学歴年収容姿フィルタがかかるのもいい点ではあると思います。
やさしい子の友達はやさしい。
高学歴の友達は高学歴。


しかも恋人は一人でも、同性異性にかかわらず友達なんて自然減するものだから、母数は多ければ多いほどいいですしね。





余談ですが、そんなことを考えながら
その帰り、一人で
近所のワインバーでテリーヌむしゃむしゃやってたら、(まだ食うのかよ)
なんとそこに「よし!」と思える人が居たんですよね~。


もうどストライク。




何がストライクって、
実は私、むかしから10歳以上離れた人が好みでして。

つまり、その人40以上のおっさんなんですよね。

体力の衰えを感じる脱力した雰囲気とか目尻の皮膚の感じとか、
コシのなくなってきた髪とか、耳の上の白髪とか、
かなりグッとくるわけです。

最近福山雅治にその兆候が出てきて嬉しい限りです。

で、その人の服装というのがまた派手で、


こんなかんじのスーツにストール。
で、アウターの胸ポケに黒い革の手袋入れてるのよ。


いわずもがなですが、
40過ぎてそんな服着た人に、
ろくな人がいるわけがありません。


しかし本能にはあがらえない。
そのタイプの男性を感知するとかならず、



こうなる。


スカウター狂いすぎw



自分でもなんでこんなに男性の趣味が悪いのか不思議ですけど、
まぁそうなんですよ。笑

いわゆるだめんず好きってやつですね。


しかし私然り、いい人がいないって言ってる人って、
なんだかんだ本質的に別の理由もってるんじゃないの?

そんなことを思う今日この頃です。




広瀬ヒロ

好きなように書いています。

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