私も年貢の納めどき
このまえさ、父と二人で出かけたんですよ。
エアレース見に。

父はモーターレースとか飛行機とか大好きで、私もそれの影響がありそういうの好きなので、もうこれは父と行くしかないと思って。
父の日のプレゼントとして半年前くらいにはチケットかって、二人ですごく楽しみにしてたんだよね。
それで、帰りに父とご飯食べまして。
実は私の父は、かなり運命に翻弄された人生を送ってるんですね。
で、そういうのがあって、人生が自分の意思とか希望ではない方向にむかってゆく苦労からか、父はわたし達姉弟の人生に本当何も求めないんですよね。
どんな道を選んでも「お前は大丈夫」って感じで、30過ぎて一人で仕事しまくってても、それがお前の選んだ道ならむしろアリ、って感じでした。
正直父もACぽいところあるし私の幼少期の父は尾崎豊かっていう感じだったので昔は大変でしたけど、最近は人格者です。
それは父があるとき「まぁいっか」と思うことを学習したからみたいなんですけど。
ただ、ある時から世間からエリートとして褒めそやされ、同じレベルの人間に囲まれていたのに、突然論理破綻してても大声で話せば融通が通る世界に放り込まれたり、
家のせいで給料が全部吹き飛ぶ生活になったり、
まぁほかにもネットじゃ言えない話もいろいろあって、
そういう人生を生きた人が習得した「まぁいっか」は重みが違いますね、やっぱり。
解脱の世界ですよw
そんなかんじなので、私はなんだかんだ自由にやらせてもらってたんですけど、人生ではじめて父に
「ちょっと心配になる」って言われて。
それが結婚について。
しかも心配する理由が。
「ずっと仕事一直線でやってたし、おー広瀬は一生そういう道で行くんだろなーと思ってたけど、年明けの話した時に、たぶん中庸な道を取るんだろうなって思って、そうなると、一生一人でいるのは大変だろうし、だれかいたほうがいいとおもうんだよね。
別に結婚でなくてもいいとおもうんだよ、同性でも、同居したりするような、生活に何らかのパートナーがいれば。
ただ、それを結婚とするなら、リミットも近づいてると思う。
今すぐどうこうというわけでもないけど、リミットを頭に置きながら総合的に判断するのと、何も念頭に置かないのではやっぱり違うから、そのへん考慮しといたほうがいいと思う」
これもうね、親とかでなく普通に人生の先輩として言われたんですよ。
「長く生きてるものから人生について言えることがあるとすれば…」みたいな。
しかも、わかってるよ~やっぱりそう思うよね~って言ったら、「あ、わかってるならいいんだー」位であっさり話し終わって。
いやもうこれさ、「孫の顔見せない気か」とか言われた方がよほど楽だよ。
こっちのがよほど心に来るよw
ふつーに心配されてるわけじゃん。
「心配してくれてる人は、心配してることをくどくどいわない。いかに心配してるか言う人はその人のエゴを心配にくるんでるだけだ」みたいな話思い出して、ホントだなと。
そういえばエアレース見てた時に、父の解説(空気抵抗とエンジン機能の)ききながら、
「ほんとお父さんは聞けばなんでも知ってるね~」
ってなんの気なしに言ったんですよ。
そしたらさ、
「お前は子供の頃からあれは何これは何って聞くから、いつでも答えられるような父でいたいと昔から思ってたんだよ。だから、そういってもらえてなにより」
って帰ってきて。
思い出してみるとそうなんだよね。
30年あまり、ずっとそうだったんだよ。
大概のことは知ってるし、知らなくても
それは自分も知らないなー確かになんでだろね?っていいながら、辞書とか本とか開いてサマってまとめて解説してくれたりとか、子供の頃からそれが普通だったんだよね。
よくわかんないけどさ、親だからとか関係なく、そういう人悲しませたらほんといけないなって。
ほんと思って。
実はクローズドの紹介制お見合いおばさんやってる知人いて少し話聞いたんだけど。
(ちなみにその人のことは10年前から知ってたけど、若かったので全力スルーしてた)
釣り書は七分袖のワンピースが良いらしいです。
それきいて、
はぁ~~~?!
そんなどこにも着ていけないワンピ買わなきゃいけないの?!
めんどくさい!!
って光の速さで思ったよね。
まぁとはいえね、私も重い腰を上げる時が来たようです。
もうこれはしゃあない。
腹くくるしかない。
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