人間関係は自分を大事にする。から始めよう がすごい
みなさん、自信のない人って
どんな人だと思いますか。
おどおどして話ができなくて、日蔭キャラで…
そう思うかも知れません。
私は自信がない人って二つあると思っていて、
上記のような人は「自尊心が傷つくことが耐えられない人」
もうひとつの自信がない人。
どういう人かというと
めちゃめちゃ楽しくお話をします。
楽しいデートもお手の物です。
一生懸命話聞きます。一生懸命気を利かせます。
そして、とても自信のある人に見えます。
人に尽くすような、立派な仕事についてることも多いです。
え?!うそでしょ、それは。
思うかもしれませんが、それにはメカニズムがあります。
このタイプの自信がない人は
「自分はそのまま存在するのが罪だと思っている人」
です。
本当は自信が無いので人と話したくもないし黙ってたい時もあるけど、それは周りの気分を悪くさせるし、周りの気分を楽しくなくては、きちんとしなくては。
焦りに急かされてやってるから、ひとりになるとほんとに疲れて誰とも会いたくなくなる。
でも、人の役に立たないと、生きている気がしない。
その辺については。特にこれとかが分かりやすいのですが。
人生の悲劇は「よい子」に始まる―見せかけの性格が抱える問題 (PHP文庫)
婚活を初めて、面接をしているのですが、
どうしても頑張ってしまうんですよね。
もうれつに話を盛り上げてしまい、
その果てに疲れ果てる。
前にもブログで書きましたが。
で、そんな折に読んだこの本がすごかふったというのが今日の本題。
人間関係は自分を大事にする。から始めよう
以下抜粋。


この辺。めっちゃわかるわかるって人是非買ってみてください。
この本何がすごいって、
「究極にまっとうな自信のつけ方」
が書いてあります。
読んだ時驚いたのですが、
よくある自信のつけ方HOWTO本の内容について、その無益を冒頭で論破しています。
たとえば、
相手のいいところを探しましょう。
ポジティブに生きましょう。マイナス思考はダメ。
相手はかられません。自分が変わりましょう。
これらについて。
多くの場合、マイナスの感情を否定して、プラスの感情を持つ努力をしていたと思います。
そうやって自分を抑えつけるから、逃げ道がなくなっていくのです。
と書かれています。
ほんとそのとおりだよ。
じゃあどうするのかというと、相手をそのまま感じるのです。
それにより、相手を察するという脊髄反射(疲労の元)から逃れることができます。
しかも、感じるのであって考えてはいけない。
感じるのであって、受け止める必要は無い。
この人はこうなんだ…○○だからかな?と思ってはいけないのです。
何がこの本のすごいところかというと、
AC関連、婚活関連、モテ関連では
「自分を認める、自分を褒める」
ことを重視してそのテクニックについて書かれたものがあると思います。
で、そういう本に書いてあることって、
本来であればこの本で書かれてることを実践したあとにすることなんですよね。
カピカピになった肌にいきなり化粧水つけても全く吸い込みませんよね。
いわゆる自分を褒める系の自己啓発本てこれなんだと思います。
だから続かない。
カピカピの肌なら、最初に温めるとか、肌を柔らかくする作業が必要です。
それで初めて化粧水が浸透して効果が出る。
この「肌に化粧水が染み込むようにする」というのが、
「自分のそのままを感じる」
ということなんですね。
さらにいうと
「化粧水染み込むようにするには肌を温めるの?どうやって?何度で?タオル?洗うの?何??」
という疑問にすべて答えた上で話が進みます。
どういうことかというと、「自分を感じる」についても時々書いてある本もあるのですが、
具体的にきちんと「それはどういう行為か」を述べた本を私は知らなかったんですよね。
いろんな本で「自分を感じてみましょう」という記述を見てましたが、正直全く意味がわかりませんでした。
自転車を漕いでみましょう、足を前に出してければいいのです、と自転車がこげる人に言われても、自転車焦げない側からしたら、「え?」ってなりますよね。
この本はカウンセリング本というよりコーチング本で、ほんの中ではその「自分を感じる」の著者が奨める正しいやり方が詳しく書かれています。
教科書のように、最初にやること、覚えること、やる手順、まとめ、次のステップと完全にドリルの形式です。
なので、ブレなく的確に理解できると思います。
いろんなメンタル本、読んですごいなって思っても、じゃあできるかって言ったらできなかったこと多かったのですが、これは実践出来てます。
まだステップ1(1~3まである)ですけど、おいおい読み進めていきたいですね。
みなさんもよければ読んでください。
前述の加藤諦三をはじめ、心理学の先生用の論理本から、愛される私になるなんとかかんとか的な本まで、広く自己評価が改善する本を読んできましたが、
これは三本の指に入るのではと思います。
おすすめです。
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