テンプレ通りの人生でした。
本屋に行ったら面白い本を見つけた。

美人が婚活してみたら
という本なのだが、これがなかなかに面白くて一気読みしてしまった。
ネタ的には美人だからどうというのもあまり無くて、とにかく人生や異性関係で感じるモヤモヤがわかりみがありすぎて爆発する。
わかりみofわかりみ。
人に言いたいことをうまく言えず我慢してしまったりわかったふりをしてしまってモヤモヤしたり…
やりたい仕事を選ぶべきなのか食べてける仕事なのか(しかしやりたい仕事は体力的にキツい)悩んだり…
人と別れて自由の身が嬉しすぎて数カ月男性と一切会話しなくなってしまったり…
なんだかんだ自分を曲げないかったり…
カジュアルに死にたくなったり…
などの感覚が本当にわかることばかりで、これを読んでて、私の思うこととか経験って別に珍しいわけでもなくめっちゃ普通なんだな…と思うほどだった。
特に、webに載ってたエピソードで、バリバリのディレクターやデザイナーとしてやってきてた友達が、32頃に体壊したり鬱っぽくなってドロップアウトしたというエピソードは本当に興味深いものがあった。
何かを作ることが当たり前でアイデンティティだった人たちが、それを手放してゆくという話は、本当に身につまされる。
みんな、そうなんだなぁ。
20代の、本当にすべてを賭けて作り上げた大事な力を思い出にしてしまうのは、さみしくてさみしくて仕方が無いのだけれど。
でも、きっとこれも、よくあることなんだろうなぁ。
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