3つの働きマン
それは仕事の仕方は人によって3つあって、生まれ持ってどのアビリティがつくか決まってるのではないかという話。
その三つというのは
対価が出る仕事が好きな人
対価が出ない仕事が好きな人
仕事が好きじゃない人
これ。
対価が出る仕事というのはつまりカネだ。
労働するからには金が欲しい。
金でないなら、土地とか金券とか、最悪うまい棒5万本でもいいけど、とにかくわかりやすい報酬が欲しい人。
起業家なんかは全部ここに入る。
あと仕事ばかりで全く家事をしない夫もここに入る。
結婚しても夫の収入が充分あるにもかかわらキャリアを維持する女性や、いい年して独身貫いてる女性なんかも入る。
既婚バリバリ派は、なぜ働いてるかと言うと大体「専業主婦やると家の家事がどうだと旦那にケチつけられるのが絶対イヤ」「経済的自由がないのは無理」に意見が2分されてて、報酬の出ない仕事に興味が無いのが見て取れる。
また女性の場合、対価の出る仕事が好きであっても、結婚すると、報酬のでない仕事(旦那と子供の世話)を負担することになる。
これは男子高校生がどエロいことをしているBL漫画が大好きなのに、その時間を削って国語の教科書を延々読むような行為に近い。
そういうタイプの変態以外無理だ。
その結果「そんなことになるなら独身でいいや」「そんなにがんばる体力ないや」となってるのが独身派だと思う。
で、それと双璧をなすのが、対価が出ない仕事が好きな人。
この人たちは、労働に金銭以外のものを求める。
それは、おそらく「安寧」と「満足感」だ。
その価値が本人にとって、経済的な自由より大きい。
この一大派閥は専業主婦だろう。
特に2~3年働いてすぐ辞めて結婚するような元々社会労働に対して興味が無い人。
あと、ボランティアが大好きな人。
そもそも金銭報酬の得られる仕事でも「安寧」と「満足感」は得られる。
ただし、それには他者の評価が絡むのだ。
自分が最高によくできた仕事があったとしても、他者から比べると見劣りしていたら、満足感はえられにくい。
また社会での安寧は他者と比べて優位にある場合のみ約束される。
その中で安寧と満足感を得るのは並大抵ではない。
そもそもそれを実現できる能力を持ってるか?も問われる。
その点専業主婦やボランティアは評価がない。専業主婦に至っては周りとの比較もされにくい。
それが安寧と満足感の秘密だと思う。
そして最後は、仕事が好きじゃない人。
これはもういわゆる趣味人というやつだと思う。
労働は趣味をするためのものであり、仕事そのものはなんでもいいし、5000兆円貰えるなら仕事入らない人。
ニートなんかもここに入る。
不倫大好き人間とかもこの部類ではないだろうか。
で、思うのは、おそらくこの労働アビリティは、生まれ持って決められてて、どんな人生を歩んでもかえることは出来ないのではないだろうか。
時々自分は働くのが好きだったが病気をきっかけに主婦になって今はほのぼのやってます、みたいな人がいるが、それはアビリティが変わったのではなく
「そもそも対価がでる労働のアビリティを持ってないのに対価労働をして無理してたからガタが来た」
だけだろう。
先日ニュースで東大卒の専業主夫という人を見たが、報酬が得られる仕事が好き、報酬がない仕事がすき、というのに男女の区別は本来ないはずで、強制的にいずれかに振り分けても結局は本人の持ってるアビリティ方向に落ち着くのだろうなぁ。
みなさんはどれでしょうか。
オタクは結構働きたくないマン多そうw
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