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広瀬ヒロ

虚空に向かい思考を吐露して17年。 伴侶は孤独、幼なじみは希死念慮、命を支える偉大な信仰、降谷零。 自己葛藤から抜け出せない永遠のモラトリアム中年。引き続き、七転八倒をお楽しみください。

zenfone2 laserのGPSを直した話

すでに解決策が決まりつつある(というか今更使ってる人がいるのか?)zenfone2 laserのGPS問題。

久々にingressやったらひどい有様でそもそもこれが理由でingressやめたんだったと思い出し、そこから怒りの調査。

既存の方法で効果なかったのだが、別の新しい方法を編み出し解決したので記録~。




zenfone2のGPS問題の解決といえば定番はだいたいこのふたつ。

①カバーの裏にアルミホイルとか銅プレートを貼って反射させる
ZenFone2 laser(ZE500KL)のGPS感度を改善してみた

②本体を分解して、GPS端子のツメの角度を変える
zenfone2 LaserでGPSの感度が悪い時に試すべき事



が、両方共試したけど、あまり効果がなかった。
端末はzenfone2laser製造年月2015年8月の輸入版。


症状は、電波が弱くて自己位置がずれることと、GPS取得回数が少ないためGPS飛びしてしまうこと。
この二つを改善した。

いまは徒歩なら一歩進む事にリアルタイムで範囲移動するし、測位が早いから電車ハックも楽々。

今まではポータルの目の前にいるのに範囲に入らずわざと通り過ぎたら当然GPSが飛んで範囲外になってまた戻って以下略というのが日常だったので格段の違い。
Ingressってこんなやさしいゲームだったんだな…

本編以下。


解決策1 アルミホイルアンテナを作る(電波強度)




やり方

(1)幅6mm、長さ12cm位のにアルミホイルを切り、幅を半分にして3mmの帯にする。
その帯を2:1:1でカット。
後で切るのでサイズは適当でOK。



(2)3cmの方の1/3を半分に折り曲げて、しっかり折り目をつける。



(3)図のように3つのパーツを配置。
下部側に一番長いの、レーザーとライトの穴に(2)で作ったくの字のパーツを通す。(2)は通す時に、短い方を外面側になるよう配置。
アルミ帯の折り目の部分がケースのふちにしっかり着くように指で押し付ける。(折り目が浮いてるとライトやレーザーの邪魔になるので)

カバーの内側。
図のように、上部右側のアルミ帯は1.5~2cm、左側は1cmくらいでカット。
下側は全面にアルミを入れると音が小さくなるので、気になる人は右半分だけアルミ帯をつける。


カバーの外側。
0.5cmほどアルミを外に出す。


(4)カバーして検証。

※実際は(1)のアルミをカバー内側の位置に貼り付けるだけでよくて、外側に出す必要はない?気もする。


結果
屋内窓辺で検証。右の青い数字が小さいほど誤差が少ないよ。

アルミアンテナなし
GPStest起動後 15秒経過


30秒経過


45秒経過




アルミアンテナあり
GPStest起動後 15秒経過


30秒経過


45秒経過



何回か試したがアルミなしが時間経過で誤差が広がるのに対して、アルミありは誤差が縮まる傾向にある。

理屈

ZenFone2 laser(ZE500KL)のGPS感度を改善してみた
バリエーションで、アルミホイルの位置を変えて試してた時に外カバーを外すと、めっちゃ感度が良くなることに気づく。
(起動したままカバー外すのは危険なのでやめよう)
実は今もアルミアンテナより、外カバーなしの方がもっとGPSの感度は良い。
つまり基盤や端子の問題ではない。

GPS端子は画像の6つの赤枠の下にあって、この穴を通して位置を特定してる。


つまり外カバーが電波を遮断してしまうのが原因。
アルミをつけることで、穴の中から出てきた電波が外に出られるようになる。

前述の通り、この端末は基盤カバーを開けてGPS端子を起こすというのを既にやっている。
なので、この方法がアルミアンテナ単独で効果あるものなのか、端子起こす+アルミアンテナの効果なのかは不明。





解決策2 GPS常時測位 をインストール(取得頻度)




やり方


GPS常時測位をインストールするだけ。

zenfone2laserのもうひとつのGPS問題。GPS飛び。
これは1回GPS測位が終わったあと端末が休憩してしまうためなので、これを入れて強制的に連続でGPSをキャッチさせる。
angry gpsより高性能&zenfone2での評価も高いのでおすすめ。

もしかしたらアンテナつけなくてもこれだけで治るのでは?


おまけ GPS 三点測位



GPSは、外に浮かんでる衛星をいくつか捕まえて、Aの衛星からの距離(電波強度で計測)、Bの衛星からの距離…と3つの衛星から距離を割り出した位置=端末のある場所という特定の仕方をしている

イメージ図



GPSの電波は、ビルやマンション(コンクリ)、雲等に遮られると電波強度が下がったり、変な反射をしてしまい正確な位置が測定できない。
これがGPSズレの原理。
3つの衛星が正確に距離をつかむ必要があるため、2面が高い壁になったポータルなんかは位置ズレを起こしやすいので、壁から少し離れる等動くといい。

モバイルの位置測位は衛星測位(GPS)だけでなく、携帯基地局から位置をの三点測位する基地局測位(基地局とは電柱についてる灰色のポリバケツみたいなやつ。あれで携帯通信をしている。都会は基地局が400~500mおきにあるし、天候の影響も少なく優秀)や、
wifi測位(googleやappleが集めたwifiのアクセスポイントの位置情報と、wifiの電波強度をもとに位置特定)なんかもあり複合して測定しているので、ingressやる時はモバイルデータ、wifi、GPSの3つをONにしておくとより良い。
逆に近距離通信のNFCとかBluetoothは関係ないので切った方が電池もちがよい。




おまけ 端末差異


端末差異を見るために、同じ場所で撮ったHTC Desire626。
三点測位するまで5秒かからないし精度も5~20をウロウロするくらい。
お母さん、これが普通の廉価スマホの測位なんだね…



おわりー。








広瀬ヒロ

好きなように書いています。

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2 Comments

広瀬 says..."Re: まなかさん"
コメントありがとうございます。
おそらくGPSだけの端子と思われますよ。
通信状況に変化はありませんでした!
※スマホの構造上、通信電波を受ける端子とGPS端子と別なのは間違いないです。

>参考にして自分もやってみます!
>因みにこの端子はGPSだけを捉えるのでしょうか?
>通信状況には変化ありましたか?
>感覚値でよいので教えていただけると助かります。
2021.05.17 23:31 | URL | #- [edit]
まなか says...""
参考にして自分もやってみます!
因みにこの端子はGPSだけを捉えるのでしょうか?
通信状況には変化ありましたか?
感覚値でよいので教えていただけると助かります。
2021.05.16 13:55 | URL | #- [edit]

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