税金とふるさと納税。
今年もあの季節がやってきた。
住民税決定通知書の季節だ。
仕事中にやって来ては、労働意欲を著しく下げるこの紙!!
今年も
納税額確認後、すぐさま新車販売サイトにアクセスし、この納税がなければどんな車が買えたのか?調べる
という生きてる上でまっっったくなんの役にも立たない無駄な時間を過ごした。
もはや毎年の通過儀礼だ。
ちなみに毎年それに気が済むと次にやることも決まっている。
ふるさと納税のサイトを眺めることだ。
毎年この紙が来る度に「その日、人類は思い出した。 奴らに支配されていた恐怖を。 」とばかりに心が冷えきり、多少なりともその負債を減らしたい…と血ナマコになりながら眺めてしまう。
という話を同僚としたら、なんと皆全くふるさと納税をしていない!!!
は?!実質タダでもの貰えるのに?!
すでに5年くらいはやってると思うので、ここで国家という巨人に税金捕食されている奴隷仲間に向けて、ふるさと納税についてプレゼンをしたいと思う。
どうせ国に取られる金だからやった方がいいよマジで。
そもそもふるさと納税ってなに
仕組みは適当にぐぐってもらうとして、自分がやること、得られることだけまとめる。
■やること
翌年の税金の一部を、自分が決めた自治体にクレカで前払い(寄付※)する。
申請書類を1枚と身分証明書を郵送。
年間2000円税金があがる(納税額や件数関係なく一律)
※この寄付額には上限額があります。
上限額は納税額から算出されるため各々違います。
■得られること
自分で選んだ自治体から特産品が送られてくる
翌年の税金が寄付分減額される(給与明細の徴収額が、寄付額のぶんだけ勝手に減る)
特産品とはどんなものか。
私のここ数年で良かったものを例にすると…
・松阪牛 サーロインステーキ200g 3枚(寄付3万)
・ボタンエビ&甘エビ 1.4kg(寄付2万)
・特大うなぎ 2枚(寄付1万)
あたり。
他にも米とか果物とかチーズとか旅行券とかお花とか、なんでも貰える。
もちろん商品は選べるよ。
寄付額が大きいほど当然商品も豪華。
何万円の商品をオーダーできるかは、自分の納税額=年収に比例する。
↑の3つを1年間でオーターするには、独身の場合、年収550万円が目安。
ステーキとうなぎだけだと独身で年収400万円くらいかと。
何がいいのか
年間実質自己負担2000円で肉や魚が貰える。
また前払い(寄附)はクレカ払いになるため、クレカのポイントがつく。
翌年の税金が安くなったように感じる。(前払いしてるだけなので気分の問題w)
やりかた
①ふるさと納税サイトにアクセスして会員登録。
どこでも良いのですが、私はさとふるつかってるので以降はさとふるの画面で説明するよ。
②「寄附上限額」を調べる。
前述の通り寄付には控除限度額(いくら分特産品をもらえるか?)がある。
そのため、事前にふるさと納税に使える金額はいくらなのか?調べる。
マイページのこれをクリック。

こんな感じで自分の年収とスペックを選択するだけで、自分がふるさと納税で使える金額がわかります。
※この時に入力するのは、本年度年収。(2018年にふるさと納税する時には2018年の年収を記入する)
しかしその年の年収って変わると思うので、確実にこの金額は下回らないだろうという年収で入れとくといいです。

③注文する。
表示された額面内でふるさと納税のサイトから好きな商品をえらぶ。普通のネットショッピングと同じ。
おすすめの使い方ですが。
そもそも量が多いので、私はGWや夏、冬の帰省前に、肉や魚介の冷凍品をオーダーして、配送先を実家にして、帰った時に家族と食べるパターンが多いです。
商品は、どの自治体でも(果物など季節品でなければ)大体注文してから1~2週間で届くため、夏の帰省用なら7月下旬に頼むとちょうどいいかと。
④申請書を郵送。
商品が届いたら、翌年の1月10日までに、ふるさと納税の控除申請(郵送)を行います。
これやらないと、普通に3万の肉とか買ったことになるので注意。
郵送するものは以下。
・ワンストップ特例申請書
マイページにある。

・マイナンバー提供に必要な本人確認書類(番号確認と身元(実在)確認の書類)
各自用意。
あとはここのstep3で自治体の送り先を調べて郵送。
これ、昔はオンライン申請で1自治体5秒で終わったんですがマイナンバーのせいでこんなクソ仕様になってしまいました…
⑤控除を確認
翌年の住民税通知書で控除されてることを確認しましょう。
ちなみにおすすめは北海道八雲市のぼたんエビと甘エビのセット。
佐賀県唐津市の佐賀牛もオススメ。
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