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女を人間として扱って欲しいんだ。

女子たちは、気づいているのだろうか。
私はずっと気づいていたのに、ずっと気づいていなかった。

女が、大多数の男性から人間扱いされてないという件について。


気づいたのは偶然だった。
何人かの年下の男性とやり取りをしていた時に、
「なんかすごい楽だな」
と思ったのだ。

少なくとも先月あれこれあったときに感じていた焦燥感が全くない。
相手の年齢のせいだろうか。
相手がこちらにまだ好感があるか定まってないからだろうか。
はたまた、こちらに好意がないからだろうか。
しばらく考えて、はたと気づいた。

この楽さは、「落とす対象としての女」ではなく、「一人の人間」として扱われているからなのだ、と。

それに気づいたのは、その男性のうちの一人がLINEで送ってきた言葉がきっかけだった。

「気遣ってくれてありがとう」

普通の話なのだが、私はこれを見て、
私は気を遣う生き物である、と相手が認知したこと、
その気持ちを受け取ったよ、と返答を貰えたこと。
つまり、私という一人の個性のある人間として見てくれたことを、新鮮に感じた。

それは逆説的に、今までの男性は、私を人間として扱ってなかったのでは?という疑問を抱かせた。
じゃあどんなふうに扱われてたかといえば、落とす対象の女つまり「モノ」としてみていたと思う。

モノとしての女とはどういうことだろうか。
どういう扱いをされる女のことなのだろうか。
落とす対象としての女(モノ)はこんな扱いを受ける。

積極的にデートに誘い、
女性からLINEをすれば満足するまで付き合い、
人気のデートスポットに連れていき、
歩き疲れてないかと気を使い、
ドライブとなれば、朝は家まで迎えに行き、帰りは遅くないうちに家まで送り、
デートはすべておごり、
道を歩くときは車道側を歩き、
これ来る途中に売ってたからと言って小さな花を買いあたえ、
帰り際には、なんか人気のスイーツを買い与え、
夜景の美しいバーで二人きりの時間を演出され、
選ぶなら僕にしてくれと真摯な目で説き伏せられる。

まぁだいたいこんなもんだ。
夢女なら一度はあこがれるものではなかろうか。

しかし、この一連の行為。
「気をつかってくれてありがとう」という言葉と対比して、これを振り返ってみると分かることがある。

男性がこれらの行為をしてる時は、
「女性がどう思ってるか?なんてどうでもいい」
のである。


え?でもこんなに尽くしてるのに、そんなわけないのでは?と思うだろう。
私も長年そう思ってしまっていた。
だが、彼らがやってるこれらのことというのは、
「格闘ゲームのコマンド入力」
と何ら変わりがない。
経験からこれこれこうすれば早く相手を攻略できる、という図式にのっとり、盲目的にそのコマンドを繰り出しているだけなのだ。
ただ、頭がいい人だとこのコマンド入力が非常にうまく、ターゲットに刺さる(クリーンヒットする)確率も格段に高いから、ターゲットはまるで「自分のことをしっかり見てくれている」ように思えてしまう。


しかし、彼らの中ではターゲットのHPを素早くゼロにすることが目的のゲームだから、
ターゲットの反応なんてどうでもいいのである。
RPGでスライムが攻撃されたとき、どんな反応か?どんな気持ちが?なんて誰も見ない。
見るのはHPがどれだけ減ったかのみだ。
相手を見ていないというのはこういうことだ。

こういうことをする男性を見極める方法として、なにか「相手の持ってるコマンドにない」プランを投げてみるとよく分かる。
相手のやりたいことは「自分のコマンド」を打ちたいのであって「女の望みを叶えたい」訳では無いから、大抵女の希望は、申し訳なさそうな顔をすることも無くキャンセル処理される。

そう、つまり彼らがゲームに望むことは、自分を満足させることのみなのだ。

だから、自分のコマンドが効かないとなるとすぐゲームを放棄するし、
逆にターゲットが思ったより弱くてHPがすぐゼロになると速攻で飽きるし、
途中から激むずになっても、ゲームを捨てるし、
毎回同じような面が続いても飽きるし、
よしんば楽しく攻略できたとしても、
攻略したゲームなんてもうやらない。

自分の都合よく行かないゲームなんて興味無いのである。

それが現実で起こるとどうなるかというのが、「最初は彼のほうからすごいアプローチしてきたのにすぐ冷たくなった」「釣った魚にはエサはやらない」「振られ方がひど過ぎてトラウマ」という話であり、それを防いで関係を維持しよう、というのが恋愛の王道モテテク「追いかけさせましょう」なのだろう。


男性がゲームだとわかってて、女を騙す場合はよくあるだろう。
または双方ゲームとわかってやってる場合。
愛人おじさんとか、ナンパ師とか、ホステスと客によくあるパターン。
しかし、これはまだマシなほうだったりする。

私が最もよく見たパターンは、男性側が「自分がやってる行為は相手不在のゲームなのに、本人はガチの恋愛、男女コミュニケーション、もっと言うと純愛と勘違いしている」というものだった。

相手を見ずに、相手がどんな反応をしているかも見ずにひたすらコマンドを入力するから、女性側は次第に疲れてきたり混乱がますが、本人は真剣に恋愛しているつもりのため、なぜそうなってしまうのか気づかない。
女性側も、ふとした時になんかおかしいなと言語化できない違和感を抱くのだが、なまじ相手が本気で真摯なぶん見抜きづらい。

しばらくすると、男側は「僕はこんなに頑張ったのに、相手がわがまますぎるのかな?相手が悪かった」と人のせいにし、次の女にターゲットを変える。
端的に言って地獄だ。


彼らは求めている。

やさしいが、芯があり、
芯があるが、自分の意見には逆らわず、
賢いが、自分よりかは馬鹿であり、
馬鹿であるが、よく気が付き、
優しく傷つけず僕を諭し、余計なことは言わず、
落ち込むこともあるが、僕の励ましによりすぐに前向きになり、
よき母の素質を持ちながら、みだらな娼婦の顔をし、金まで稼ぐ女を。

そして、それだけの願望を押し付けながらも、男は女を見下している。

存在しない聖母を求めて、生きている人間の女の心を、お前は違う、お前も違うと殺して回る。


もちろん、男性のその感覚はメディアや漫画の影響や、女性が長くいない男子校生活など色んな理由で培われていて、本人のせいだけでは無いと思う。
けれど、でも35~40歳になっても、それを引き摺って生きている彼らを見ると、誰か言ってやる人間いなかったのかな、そんなふうに思わなくもない。


婚活をするようになって、
何年も付き合って一方的に婚約破棄された話、
彼氏に最後はメール一本で別れを告げられた話、
気持ちが冷めたと言われ彼氏と別れたが実は浮気相手とすぐに結婚していた話など、
いろんな話をよく見かけるようになった。

みんな、精神病すれすれの精神状態になっている。
それが、モノの末路だ。

そして、そんな女性にかけられる慰めの言葉といえば
「きっと運命の人は他にいるから」
がダントツで多い。

そしてその後にはだいたいこう続く。

「私も同じような目に会いましたが、そのあと主人に出会いましたよ。ドキドキはないけどほっと出来て大切ですよ。」

この陳腐な言葉の意味が理解出来た時が、女をモノとして扱う男性との決別の時であり、女性が結婚する時なのかもしれない。

そんなふうに感じた。


コメント

らら
自分の話してしまうのですが、
婚活時、コマンド入力されるともれなく会話成立しなくなって、裸足で逃げ出しました。後悔はありません。だって、成婚しても、家で会話成立しないのキツすぎて無理。

目の前にいるのが同じ人だということに気づいて欲しいだけなのに、絶望するほど難しい気がしますけど、再チャレンジする元気湧いてくるまで、存分にゴロゴロしましょ。

広瀬さんに失礼なことしてきた方々には
物理的にドロップキックぶちかませるんですけど、腐った性根と歪んだ認識は変えられないので、せめて広瀬さんに
抱きついときます!

嫌で辛いなら泣きやまなくていいし、効率なんて知るかボケ〜!!って駄々こねましょ。

またもや知性が行方不明なハッフルパフ感でお邪魔しました。

Re:ららさん

広瀬
お返事遅くなりました!
コメントありがとうございます、そしてコマンド入力から逃げたことを話してくださってありがとうございます。
私はららさんのコメントで「逃げてもいいんだ」って軽く衝撃を受けました。笑
なんか、必死にコマンド入力してるから逃げてはきけないものかとばかり…だから毎回オーバーキルされるんですけどね。

ららさんの自由なハッフルパフ感にいつも癒されますし、ドロップキックしたい気持ちを我慢しなくてもいいんだって励まされます。
言われると、自分の中にそういう気持ちもあることを気付かされますね。
素直な気持ちを向けてくださってありがとうございます!!!

これからもゆるゆるよろしくお願いします~!


>自分の話してしまうのですが、
>婚活時、コマンド入力されるともれなく会話成立しなくなって、裸足で逃げ出しました。後悔はありません。だって、成婚しても、家で会話成立しないのキツすぎて無理。
>
>目の前にいるのが同じ人だということに気づいて欲しいだけなのに、絶望するほど難しい気がしますけど、再チャレンジする元気湧いてくるまで、存分にゴロゴロしましょ。
>
>広瀬さんに失礼なことしてきた方々には
>物理的にドロップキックぶちかませるんですけど、腐った性根と歪んだ認識は変えられないので、せめて広瀬さんに
>抱きついときます!
>
>嫌で辛いなら泣きやまなくていいし、効率なんて知るかボケ〜!!って駄々こねましょ。
>
>またもや知性が行方不明なハッフルパフ感でお邪魔しました。
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