日本映画業界の柱、竈門炭治郎さん。 - -honjitu no hirose-
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日本映画業界の柱、竈門炭治郎さん。

2020/ 10/ 18
安室透さんとオタク
                 

※ネタバレは無いです。

まずは、先日発表された、東宝の決算資料が面白すぎたので見てください。



増減率78%という悪夢のような数字と、鬼滅の刃のコピー「その刃で、悪夢を断ち切れ」が絶妙なコンビネーションを生み出し、最初見た時、東宝の渾身のギャグだと思いました。
嘘みたいですが、狙ってないらしいです。
本当に?!

しかし、コロナ直撃産業にもかかわらず、トータルで赤字になってないことに、若干引きますね。
強すぎるよ。
東宝の株買うしかないでしょ。


そんな訳で、日本映画業界の悪夢を断ち切るべく、その期待を一身に受け、今週末に公開された、劇場版 鬼滅の刃 無限列車編。

私も土曜日見ました。
朝8時の回で……
土砂降りの中、新宿TOHOまで行って……

内容に関しては、ここでは触れませんが、もうめちゃくちゃによかったです。
煉獄さんの全てを圧倒的な大画面で浴びたいという一心で、あえて原作を読まず、何がどうなってどうなるか一切知らないまま、完全にネタバレNGで劇場に行きましたが、マスクべしょべしょになるまて泣かされました。
隣のお兄さんも、私も、前にいる老人も、お姉さんも涙を拭ってる。


そして、泣ける泣けない、鬼滅が好きかどうか以前に、作品としての出来が良いです。

特にCGとアニメとしての映像演出、表現の精度が高く「今の日本アニメーション業界で出来うる最高の技術を突き詰めた映像」を見ることができます。
アニメーションとCGが融合したシームレスな表現に、アニメはここまで来たかと驚かされました。

あと、声優さんの演技が凄いです。
特に鬼滅は、顔の表情が一切ない伊之助、ムーしか表現できない禰豆子、感情のブレ幅が大きく普通なら演じ分けで破綻する善逸など、演者の能力が試されるキャラクターが多いのですが、
今回に限れば、メインの敵役、魘夢(えんむ)を演じた平川大輔さんの演技力、表現力が群を抜いており、この人なしにこの映画は成り立たなかったというレベルです。
ちなみに平川大輔さんは、古くは、あまりに不憫すぎて不憫ツと呼ばれた、巌窟王のフランツや、「誠死ね」で有名なSchoolDaysの伊藤誠など、皆にトラウマを植え付けた作品から、最近ではジョジョの花京院、洋画吹き替えのオーランド・ブルームなんかで有名です。

調べたら現在、47歳らしく、若手がキャリアのピークになりがちな声優業において「円熟期に声優史に残る一大傑作をぶち上げた」という意味でカッコ良さしかありません。
なかなかそういう声優さんはいないと思います。



で、その鬼滅ですが、私、元々、興行収入を見守るのが大好きでして。

安室透さんが100億の男を目指してた時に、興行収入業界に興味を持ったのがきっかけで、それから記録的大作が出そうな時はちょくちょく推移を見守ってるんですが。
鬼滅の刃、とにかく上映回数が半端ない。

劇場版「鬼滅の刃」上映回数にまつわる数字まとめ、1日の回数合計は7500回超でIMAX上映は1日150回以上

今週末は、全映画館の総スクリーンの5-9割を鬼滅の刃上映に使ってるらしいです。
コロナで競合作品がないけど、ギリギリで大々的に上映できる、という上手いタイミングで封切りされたのが功を奏してますね。
運の強さがすごい。(コロナで推しの作品が1年上映延期したオタクの意見)
これだけスクリーンを抑えた東宝営業部の火力も凄い。
そして、その鬼のような上映回数がたたき出した興行収入速報がこちら。

※全ての観客が1800円で鑑賞したとして計算。
この映画は子供の観客も多い。都心は大人しかいないけど地方は子供しかいないとのことで、どこまでしたぶれるかは不明。

10月16日(金)初日
72.9万席 推計13億1200万円

10月17日(土)
98.3万席 推計17億6900万円

10月18日(日) ※朝の時点の速報値
128.2万席 推計23億700万円

初週推計 53億8800万円

※広瀬調べ

※その後初週は46億との報道が出ました。

正直、128万席を見た時は、データツールのバグだと思いました。
今も若干バグではと思ってます。
だって、日曜日の今日一日で、国民の100人に1人が同じ映画観る計算になりますからね。
そんなことありえる…?

ついでに初週53億も結構なバグ数字です。
それを理解するために、今年の興行収入ランキングを見て見ましょう。
コロナでズタボロとはいえ、こんな感じです。




初週で、今年1位の「今日から俺は」と同じくらいの収入をたたき出しています。

ちなみに、映画の初週成績は、最終興行収入を占う上でも非常に重要です。
歴代のヒット作興行収入推移はこちら。




見ていただくと分かると思いますが、鬼滅の興行収入が化け物すぎて、あまり参考になりません。
少なくともわかるのは、
ポニョや妖怪ウォッチが達成するのに3週かかった50億円ラインを初週で達成しそう
ということくらい。

当初は11月上旬に興行収入100億を突破すると読んでいましたが、この調子だと来週末位には超えそうです。
そんな映画聞いたことないよ………

ただ、この映画、アニメの鬼滅を見てないと動員が見込めないので、200-300億たたき出す作品の必須条件である「公開2ヶ月後もクチコミ効果でじわじわ伸び続ける」が期待できないんですよね。
そのため、成績としては上記のグラフの妖怪ウォッチと同じような伸び悩む形の放物線となり、最終着地は、頑張って200億届くかどうか、位かなと思います。
それでも歴史に残る快挙ですけど。



以上、劇場版 鬼滅の刃 無限列車編についてのまとめでした。



ーーーーーー
追記

当初100億を超えるのは11月上旬と見立ててましたが、2週目にして107億を達成。
3週目は140~145億程度と思われますので、このまま行くと11月上旬には150億を達成しそうです。



めちゃくちゃな放物線になってます。
11月21日?(鬼滅の6週目)には、強敵ドラえもんがロードショーを迎え、座席の奪い合いになるので、それまでに200億行けるのかどうか、正念場ですね。

今後はこんな感じになるんじゃないかなぁと予想。



                         
                         

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