大人の社会科見学。白州蒸溜所とシャトレーゼ工場
遠いよ、アルプス。
さすがハイジがいるだけのことはあるな。
まずは本命、白州工場。
ばーん。

本来であれば、入り口の写真を撮るところですが、テンションが上がりすぎて忘れました。
この森で白州がはぐくまれていると思うと、感慨もひとしお。

息を思いっきり吸えば、爽やかなフルーティさが味わえるかと思い、
とりあえず思いっきり空気を吸ってみるも、世の中そう簡単ではありません。
見学では、実際の施設内に入れてもらえます。太っ腹!
糖化槽、発酵槽は稼動してました。
(麦の発芽・粉砕はパスでした。見せてもらえる時期とかあるのかな?)
余市蒸留所では、糖化槽棟に入れず、
麦のカスを捨てるダクトの汁の匂いをかいで思いを馳せたりと
期待も高まったわけですが。
肝心の糖化槽は、
夏の日に、ちょっと飲んで、放置しちゃったヤクルトが100リットルあるようなにおいがしました。
その匂いは、大好きな女の子の昔の写真が心に傷を負う位
見るに耐えなかった時のような気持ちにさせられます。
愛したいけど、昔の君は愛せない。ちょっとトラウマ。でも成長した君は好き。
複雑です。
私は匂いに耐えながら、白州のきれいな緑のボトルを妄想してやり過しました。
よく見ると洗浄中ですね。てことは稼動中はもっとにおいがするのかな?

発酵は木製だそうです。木製発酵樽、初めてみた!
糖化槽より発酵槽のほうがにおいがしないのが不思議でした。
なんでじゃろ。じゃろに聞いてみよう。

ポットスチル。
はじめ見たとき、ポットスチルの種類がいっぱいありすぎて、白州以外の何かを造っているのかと思いました。
後日調べたところ、色々な種類で蒸留してヴァッティングすることで、味に深みを出すそうな。


ここが見学の見せ場。
樽の焼付け。
これは、見学ツアーのために、職人さんが実演して下さいます。
1時間に1回の見学ツアーのために、毎回見せてくださるわけで頭が上がりません。
青い火はアルコールが飛んでるからだそうな。

結構燃やすんですね。
こんなに燃やすのはバーボンくらいだと思ってました。

で、職人さんが柄杓1杯の水をかけます!

ボン!っていう音と共に、火が消えます。柄杓1杯だけで!
拍手が沸き起こり、職人さんに尊敬のまなざしが注がれますw

見学のメイン。樽貯蔵庫。
大変残念なことに、棟内での撮影は厳禁。なので外観だけ。
あとで撮影禁止の理由をガイドのお姉さんに聞いたら、
フラッシュで樽が引火する恐れがあるため、消防署から指導があったそうな。

見学の後はご飯。
樽燻製のポークハムと鱒の香草フライ自家製ピクルス添えにしました。
ワンプレートにお肉、野菜、パン、デザートが盛ってあり、さながら大人のお子様ランチといった感じです。
観光地のランチでしょ、と思ったら、予想をはるかに超える美味しさ!
店員さんも丁寧でよく気がついてくれるし、コックさんがたくさんいて料理もすぐ出してもらえます。
近隣にきちんとした食事所もないので、ここでランチするために立ち寄っても損はないと思います。

運良く、テラスで食べさせてもらいました。ヽ(´▽`)ノ
森のそよ風を感じながら、美味しいご飯を食べるなんて、なんと有難い。

この時点で、13時だったので、日帰りだと結構忙しいですね。
あとは、博物館を見て、展望台に行ってお土産を買いました!
博物館にはこんなものが。最近飲んでないです。バルベニー。

展望台からは、アルプス的なものが見えます。

おみやげも無事購入。
白州のグラスは、期間限定オマケでした。
後ろに写ってるウィスキーケーキは、会社で大好評でした。

で、シャトレーゼへ!
シャトレーゼは、白州工場から車で5分ほどです。敷地的には、ほぼ隣なのかな?
機械設備の写真が撮影禁止で、写真はあんまり撮ってこなかったのですが。
工場見学というよりは、工場潜入に近いですね。
観光用のルートではなく、普通の作業現場を見せてもらえます。
そんな感じなので、餡の製造や氷の製造などを、作業場の窓からのぞき見れるのですが、
運が悪いと何も作ってませんw
簡単な順路と説明ボードはありますが、誰も説明してくれませんし、基本自由行動。
置いてある一斗缶や材料の袋を見て、
どう作られてるか、どう管理しているのかを見て楽しむ玄人スタイルです。
見学が終わると、アイスが食べ放題!凄い!
私は、つぶつぶみかんシャーベットと、練乳いちごカキ氷を食べました。
シャトレーゼは安すぎてどうなのかなと思って、あんまり食べたことなかったけど超うまい!!

普通のアイスより美味しくて、普通のアイスより安いってどういうことよ。
そういえばさ、ラインの人が、アイスのフタに水滴?がついたやつがあると、
バーテンダーがガラスを拭くように1個1個丁寧にふき取って、
光にかざして水滴が落ちたかチェックして、
OKだと割れ物扱うみたいに丁寧にラインに戻すんだよ。
私、食べる時そんなの気にしたことないよ。
あといろんな社員さんが通りすがりに明るく挨拶してくれたり、
寒い所、暑い所で客に見られながらする大変な現場なのに、
モチベーションとか真摯な態度がすげーなと思いました。
そういう人のおかげで美味しくいつでもアイスが食べれるわけで。
労働の尊さと、食べ物を大事にする心を学ばせてもらった25歳喪女でした。
ちなみにこの時点で4時。帰宅は7時。
日帰りだと結構な強行スケジュールでしたw
あー練乳いちごカキ氷たべてー!!
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