荒川アンダーザブリッジのアニメだけがすごい件
聖お兄さんでイマイチ心を捕まれなかった作家というイメージがあって
買ってなかった荒川UTB
アニメを見て漫画どうするか決めようと思ってアニメ見たら。。
なかなか頑張って作られてるアニメだなぁ言うわけで早速単行本買ってきたんだけど。
単行本読んでびっくりした。
同じ話なのに、ぜんぜんつまんない・・・!!!
比べて初めてわかったんだけど、アニメがかなりフリーダムに話作ってて、
原作でギャグとして使われてるカット(ちょっと面白くない)がガンガン切られてたり、
AキャラとBキャラが言うのでは同じせりふでも意味がぜんぜん変わるんだけど、あえて台詞いうキャラ変えたり、
原作だと構図や間の見せ方が悪くてモノローグで補ったりイマイチギャグが生きなかったりする所があるんだけど、
その辺をちゃんと整理してるせいで過剰なモノローグも解消。
構図もしっかり意識することで画面作りがきれいになってギャグも生きてる。
編集者が赤ペンで直しまくった漫画をアニメにして見せられてるみたいだ・・!
今までアニメって漫画をただ紙芝居にしたのだと思ってたけど、
アニメってすごいなーと感心した。というかアニメ製作会社と監督に感心した。
アニメって漫画の収益を上げる意味もあるらしいけど、それとは別に
アニメ単独でも収益を上げてこう(今それが難しいらしいね)って言うこの勢いがすごい。
で、企画のクレジット見てアレ?って思ったんだけど。
アレ?
だいぶ前の記事だけど、このインタビュー読んで、
長年の謎だったアニメ製作はいったい誰が儲けるためのもので、
誰がお金をどれだけどんな割合で出してるのかわかって印象深いコラムだったので
たまたま名前覚えてた。
原作を売るためのアニメプロデュースの鬼が関わってるようですね。
それは原作買っちゃうわ。それは買っちゃう。仕方ない。
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