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honjitu no hirose

広瀬ヒロ

虚空に向かい思考を吐露して17年。 伴侶は孤独、幼なじみは希死念慮、命を支える偉大な信仰、降谷零。 自己葛藤から抜け出せない永遠のモラトリアム中年。引き続き、七転八倒をお楽しみください。

どうすんのよ私

やぁやぁみなさん明けましたね。
今年もどうぞよしなに。よしなに。

2011年ですよ。
本当怖いですね。2011。
何が怖いってね、今年うさぎ年じゃないですか。

うさぎ年といえば。

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これです。
エト。
うすた京介の13年位前の漫画。
その後映画化もしたけど。

うすた氏に至っては、去年まで、見るに堪えない酷い連載を続けた挙げ句、ジャガー最終巻の後書きで
「ネタが尽きてたけど、ジャンプで10年続けた作家という稀有な名誉がほしかった」
というギャグ作家として万死に値する恥ずかしいコメントをぬけぬけと書いてて、十数年うすた好きの端くれだった事を後悔させるに余りある衝撃を与えてくださったことが記憶に新しい訳ですが。

そんなうすた京介(ジャンプで10年連載実績あり)氏、名作中の名作。


エトは、(以下うきぺであから抜粋)
うさぎに変装して、地球を死滅させるための機械パンチョ・ラセーヌを地球に着陸させるために穴を掘っていたダビダ星人。
穴を掘っている最中、シブシゲ、サンペー、ユカの3人と偶然出会う。
にんじんを食べると酔う。
「ライネン」という名前は、シブシゲの父親につけられた。

という、ウサギ様の生き物でして。

ネタバレすると、ライネンという名前つけられてるけど、
エトは紆余曲折あり結局地球を救うことになり、年を越しても地球に居座るんですね。
そこでシブシゲの父親が最後に「よぉ!コトシ!」ってエトに向かって言う訳です。


私、1998年(14歳)にこれを読んだ時

「次に、エトを読むに相応しいのは2011年か…

きっとその時また読んだら感慨深いだろうなぁ。

私、27歳か…全く想像つかない。
17歳ですら想像つかないもんなぁ。

普通のOLみたいな仕事できるのかな?
全然想像つかないなぁ。

27歳っていったら大人だもんなぁ。
結婚してるのかなぁ。
これも想像つかないなぁ。

世の中はどうだろう?
2011って、近未来って感じだけどなぁ。

まだ、空飛ぶ車は難しいだろうなぁ。

鉄腕アトムも無理だろうなぁ。

案外、平成終わってるかも。
うーん…」


と2011年に色々思いを馳せたせいか印象深い作品になったわけでして。


昨日あたり、あれ?2011年…2011年…と考えてた時、ようやくその事を思い出したんでございますよ。


どうなんでしょうね。

あの頃の未来に僕らはたっているのかなと言えば、75%位は立ってるんじゃないかと思う次第でございます。

話は飛びますが、
「この商品を買ってよかったですか?」の質問に90%の人が「良かった」と答えました!
みたいな謳い文句みるたび、
人間は自分の判断が正しかったと肯定したい気持ちが無意識に働いてるはずだから(お金払ってる分余計に)30%ダウン位で結果を受け止めておけば良いかな?
とよく思うんですね。


そう考えると、あの頃の未来に僕らはたっているのかな率は、大体50%位が良いところかもしれません。
あ、良い感じの現実的な数字になってきましたね。

しかし、結婚と普通のOL(当時はお茶くみ事務職的なのを想像してた)については、やはり全く想像出来なかっただけ、そうなるべくもないんだな。
(のらりくらり決めてきたけど、未来はやっぱり自分が決めてるんだなー)と思った次第です。

ちなみに、このエト現象、
次回は2023年(39歳)、
その次は2035年(51歳)

なんだろ…
14歳のとき、純粋に未来を想像できたけど、
なんか今頭にストッパーが入ったように何も考えられない。

特に51歳…

もう出来れば45歳位で死にたい。



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