地震で学んだ12のこと
ないほうがそれは良かったに決まってるけど、でも、そこから得たものには、価値があるなーと思う。
特に私は、災害で、死ぬかも!と思ったことは、今回の地震以前ではなかったから、その辺も大きい。
病気でしにそうになるのとはわけがちがう。
そんな学んだ主な12項目
・こういう時でないと本当に大事な人なんてわからない。
あとから話を聞くと、家族全員が、一番最初に心配したのがお母さんだった。
お母さんは、家族の中で一番安全な家にいた訳だけどw
戦争で兵士が最後にお母さんと叫んで死ぬのは多いけど、切ない位理解できた。
あれは「お母さん!(助けて)」ではなくて「お母さん!(健やかに生きて下さい)」だと思う。
・電車絡みのストレスが大きいこと。
特に、電車遅延で肋骨が折れそうなほどの電車に閉じ込められる。
毎日同じ場所に行くのに、経路を行き帰り分、朝に組み立てないといけない。(計画停電運休などで同じ行動が出来ない)
っていうのは想像以上に凄まじい。
・1~2日目(帰宅難民)より3日目以降(殺人列車)で、世間の緊迫感が一気に増したこと。
しかし電車さえ動けば、人々の精神状態は8割くらい持ち直すこと。
・会社の暖房を切ると、指が冷えて動かなくて仕事にならなくて、でもそれでも避難所の体育館よりは温かいと思われること。
・夜間停電は2時間までは普通でいられるけど、3時間越えると奇妙な不安に襲われること。
(うちは停電しなかったけど部屋で試してみた)
・至るところで節電してるけど、あまり困った記憶がないこと。
むしろコンビニは間引き停電してる方が、目の負担が軽減され快適。
・冬場の冷やご飯は、辛くてまったく食べた気がしないこと。
(停電夕飯予行演習でやってみた)
でも、避難所は今だに配給1日1回らしいから、
いざとなったら私もそれに堪えなくてはいけないということ。
・災害発生数時間以内は、twitterが最強。
・東京大震災がきたら、地震自体よりも物資絡みのパニックのほうがはるかに怖いということ。
多くの人が冷静に動いたとしても、少し衝動的な人がいるだけでパニックになってしまう。
悪貨が良貨を駆逐するのは本当に簡単だなーと感じる。
・結局、日頃の食料の備蓄がものをいうこと。
(特に今回の物不足で品薄になる品目を学習したし、人を押しのけてでも買ったもん勝ち、やったもん勝ちという悪い知恵がついたから、次は更にエスカレートすると思う)
・特殊な状況で受けたストレスは、通常のストレス解消とは違った解消法があるということ。
(私は、友達とキャッキャして美味しい御飯を食べるってことだった。偶然気付いた。
たぶん日常では何とも思ってないことをすることで、日常に復帰したと意識付けられるんだとおもう)
・災害時には特に他人の行動に干渉してはいけないということ。
(先週聞いたのは、仕事に行く人に対して
「こんな時に電気使って仕事するなんて気がしれない」って言われた話。
あと逆に、電車運休で仕事んだ人が、会社はOKしたけど同僚に「どうしても来れないの?」っていわれたけど、同じ路線使ってる人いないから、不可抗力であることを証明できない辛いって話。
言われた方はモヤモヤしてた。不憫な…
本人なにも悪くないのに)
これは震度5なりの発見だから、きっと震度6なりの発見も震度7なりの発見もあるんだろうな。
たぶんこれ以上の災害になると私はストレスで病気になるきがするけど。
毎年3月はこの記事をみて忘れないようにしよう。
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